心肺機能を高めてくれるエル・エス・ディー(LSD)のトレーニング方法と効果

ひっそりと書いているランニングシリーズ。今回は長距離走の上級者レベルの人達が練習する内容について触れてみたいと思います。

長距離走も極めてくると、なかなタイムが伸びなくなってきます。 スピードが足りないのか?それとも持久力(体力)が足りないのか?何が欠けているのか、わからなくなってきます。 そんな時は、いままでの練習強度の領域を越えて、未知なる領域に足を踏み入れてみるのが良いでしょう。

そこで今回ご紹介するのは、LSD (Long Slow Distance)と呼ばれるトレーニングです。 LSDに取り組むことで、これまでとは違った次元へとレベルアップできます。

LSDとは

LSDとは直訳すると、「ゆっくりと長距離を走る」ことです。 この練習では、走った距離よりも走り続けた時間の方を重視して、ペースにこだわらず、ゆっくりと、ひたすら走り続けます。個人の体力にもよりますが、最低でも2時間以上は走り続けましょう。

正直なところ、最後の方は集中力が切れてきますし、飽きてきます。 飽きないように楽しく走り続けるコツは、周回コースを避けて走り、隣町まで探検に行くことを目標にすることです。 また息が上がってもおしゃべりが可能なペースで走り、誰かと一緒に走るのが良いでしょう。

LSDで得られる効果

LSDで得られる効果は

  • 集中力の持続力向上
  • 単調な練習の中からも、自らで楽しみを見つける能力を高める
  • 練習拠点周辺の地理の把握(きっと何かのときに役立ちます、たぶん、、、)
  • 毛細血管のさらなる発達
  • 一緒に走る人と仲良くなれる(笑)

こういった効果が期待できます。

また、長時間走っているとランナーズ・ハイとか、セカンド・ウインドと呼ばれる現象が発生することがあります。 これは、ざっくり言うと「苦しいはずなのにキモチイイ〜」という現象です。

原因は脳内で発生するホルモンの影響だと言われていますが、はっきりとは判っていません。 また、余談ですが合成麻薬にもLSDという名称のものがあり、こちらは違法です。 どちらもハイになれるLSDですが、どうせなら体も心も健康になれる方を選びたいですね。

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