店舗経営者向けのモバイル決済サービスのうち、主要なものについて調べてみました。
モバイル決済を導入するメリット
各サービスの内容を見る前に、モバイル決済を導入するメリットについて列挙しておきます。
- クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済の導入コストを安く済ませられる
- いますぐに導入できる
- モバイル決済の利用シーンが広がる
- 売上データを電子的に管理できる
- レジの設置が難しい移動販売、露天、フリーマーケットでもモバイル決済が利用できる
- 取引先に出向いたときでもモバイル決済が利用できる
- 現金管理の手間や保管コスト、保安コストを下げられる
というメリットがあります。
インターネットでのやりとりだけで取引が完結する事業者には不要ですが、お客さんと対面で取引することのあるお店では、モバイル決済が便利です。
モバイル決済にはいろんなパターンや特徴があるので、これから導入する予定のある店舗経営者の方は、こちらの情報を参考にしてみてください。
楽天ペイ
- クレジットカード決済
- 電子マネー決済
- QRコード決済
に対応している万能なモバイル決済サービスが「楽天ペイ」です。
決済手数料は3.24%~となっています。
18800円する専用のカードリーダーが必要ですが、決済金額などで一定の条件を満たすと端末代金が無料になるキャンペーンを開催しているので、「たくさんの種類のモバイル決済を導入したい!」という店舗にはピッタリです。
Square(スクエア)
電子マネー決済には対応していませんが、とにかく導入までのスピードが早いのが Squareです。決済手数料は3.25%~。
最短で当日から利用が開始できるうえに、端末代金が安いのも特徴的。
スマホのイヤホンジャックに差し込むだけで使えるので、「クレジットカード決済に対応できればいい」というお店に向いています。
Coiney(コイニー)
こちらも簡単にクレジットカード決済ができるCoiney(コイニー)というサービス。
決済手数料は3.24%~。クレジットカード用の端末代金は19800円。
なお、一定の条件を満たすとクレカ用の端末代金が実質無料になる方法もあります。
専用アプリをインストールすることで、中国で普及しているQRコード決済の「WeChat Pay」にも対応しているのが特徴です。
中国からの訪日客が多い店舗であれば、Coineyを使うのが良いかもしれません。
モバイル決済はお客さんにも親切
事業者がモバイル決済サービスを導入すると、決済手数料として売り上げから3.24%~の手数料が引かれてしまいます。
これが嫌でモバイル決済を導入しない店舗も多いですが、客の立場からすると現金しか使えないお店はとても不便です。
ライバル店舗が近くに無いのであればそれでもいいのかもしれませんが、同じ商品を提供している
- 現金しか使えないお店
- モバイル決済できるお店
が並んでいたら、僕は迷わずにモバイル決済ができるお店に入っています。
現金払いにしか対応していないお店は潜在的な顧客を逃している可能性があるので、手数料の負担をしてでもモバイル決済の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
現金しか使えないのはもはやデメリットになっています。
最近は銀行でも現金の使用量を減らす動きをしていますよ!
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