年末年始にブログの更新をサボっていた時期に何をやっていたかというと、以前から密かに運営していた特化ブログの更新に専念していました。
特化ブログとは1つのジャンルに沿った内容で書き続けるブログのことで、たとえばミニマリズムとか子育て、投資、音楽、映画、料理などの専門ブログのことをいいます。
いまあなたが読んでいる当ブログはジャンルが決まっていない「雑記ブログ」なので、特化ブログとは別物です。
今回はこれまで僕が更新してきた
- 特化ブログ
- 雑記ブログ
の違いについて、僕なりに気付いたことを書き記しておきます。
どちらのブログも
- はてなブログを利用
- 独自ドメイン
- 運営期間が6カ月以上
- 投稿記事数が100記事以上
ということで、それなりに参考になる情報、再現性のある内容だと自負しています。
ブログをはじめる際の参考にしてください。
更新してきた特化ブログ・雑記ブログのスペック
まずは僕が更新してきたブログの基本情報から。
特化ブログの基本情報
特化ブログは「投資(株式投資)」に特化した内容で書いています。
運営開始は2018年の3月から。
開始当初から独自ドメインで運営していましたが、ドメインの更新料が値上がりしていたため途中で別のドメインに変更しました。その時の経緯は下記にまとめています。
現在のアクセス状況ですが、年末年始も毎日1~2記事更新していた甲斐があって、一日1,000PVが継続できそうな雰囲気になっています。
雑記ブログの基本情報
続いて当ブログ(雑記ブログ)の基本情報です。
運営開始は2018年3月~で特化ブログと同じ時期から開始。
- ブログの運営ノウハウ
- アニメ、漫画、映画の感想
- 投資、お金のこと
- 旅行ネタ
など、特にテーマが決まっているわけではなく雑多なことを思いつくままに書き綴っています。
2018年はメインで更新しており、読者登録数も多く、思い入れのあるブログです。
読者登録数や投稿記事数の節目では記念記事も書いています。
現在のアクセス数の状況です。300記事以上投稿していますが、最近は更新頻度が落ちているのでだいぶ少なくなっています。
特化ブログと雑記ブログの違い
特化ブログと雑記ブログの違いですが、実際に運営してみて以下の4つの違いに気付きました。
- 更新しやすさが違う(ネタ切れ)
- アクセスの集まりやすさが違う
- アクセス流入元が違う
- 収益化のしやすさが違う
1つずつ詳しくご説明します。
更新しやすさ
まず1つ目の違いですが、特化ブログと雑記ブログでは書く内容が違うため「更新しやすさ」が全然違います。
特化ブログは1つのテーマに沿って書く必要があるため、書きたいことをある程度書き終えてしまうと、記事にするネタが無くなってしまい困ることがあります。
最初の1カ月間は毎日更新できたのに途中からは全然更新できない・・・というパターンに陥りやすいです。
雑記ブログの場合はテーマにこだわらずに好きなことを自由に書けるので、特化ブログよりも更新しやすいです。
- 特化ブログ:テーマに沿った内容を書く
- 雑記ブログ:なんでも自由に書ける
アクセスの集まりやすさが違う
ブログの内容が全然違うため、特化ブログと雑記ブログではアクセスの集まりやすさにも違いが出ます。
たとえばグーグルやヤフーなどの検索エンジンからブログに訪問する場合、たいていの方は「詳しい情報」を求めてやってきます。
特化ブログなら検索エンジンの利用者が求めているような詳細情報が書かれていることが多いですが、雑記ブログの場合は「雑多なテーマの1つ」として軽く言及しているだけのことが多いため、あまり詳しい情報が書かれていません。
そのため検索エンジンからのアクセスの場合、「特化ブログの方がアクセスが集まりやすく、雑記ブログはアクセスが集めにくい」傾向があります。
- 特化ブログ:詳しい情報が書いてあるのでアクセスが集めやすい
- 雑記ブログ:あまり詳細な情報が書いてないのでアクセスが集まりにくい
また、ツイッターやフェイスブックなどのSNSからアクセスを集める場合でも特化ブログの方が有利です。
特定のテーマに沿った情報を発信していることがすぐにわかるため、フォローしやすいからです。
雑多なことを気ままに発信しているアカウントだと、興味のない情報までタイムラインに流れてきます。そのため雑記ブログのアカウントはフォローされづらいです。
アクセス流入元が違う
アクセスの流入元も違います。
僕は特化ブログ、雑記ブログの両方とも「日本ブログ村」などのランキングサイトに登録していますが、特化ブログの方が明らかにランキングサイトからのアクセスが多かったです。
これもやはりSNSのときと同じで、特化ブログの方が「このブログは何について書いているブログなのか?」が明確だからだと僕は考えています。
雑記ブログだと色んなことについてゴチャゴチャ書いてあるので、訪問してくれた方にとって興味のない記事もたくさん含まれてしまいます。
訪問者からすれば特化ブログの方が「昨日も読んだけど、今日は同じテーマで別のことが書いてあるから今日もアクセスしてみよう!」となります。
雑記ブログだと「昨日は興味のあることが書いてあったからアクセスしたけど、今日は自分に関係なさそうなことが書いてあるから見に行かなくていいや」となりやすいです。
収益化のしやすさが違う
これはまだ検証中なのですが、おそらく収益化のしやすさ(稼ぎやすさ)にも違いがあるはずです。
1つのテーマで書いた特化ブログの方が、最初からそのテーマに興味を持っている「濃い読者」が集まりやすいです。
そのため何か商品を紹介した際にも、「よしっ!使ってみよう!」と感じてくれる方が多くなるんじゃないかと僕は考えています。
雑記ブログでも収益化はできますが、ブログで取り上げた内容について「それほど興味を持っているわけではない」という方が多いと思います。
あまり興味を持ってない方に商品を紹介しても、成約率は低いんじゃないかな~と思うわけです。
もちろん収益化については文章力や誘導文の書き方、SEO(検索エンジン対策)などで攻略可能です。
しかし、たとえば「ラーメンが食べたい!」と思った時に、
- 中華料理店のラーメン
- ラーメン屋さんのラーメン
どちらのラーメンが食べたいか?を考えれば、おのずと答えは出てくるのではないでしょうか?
1つのことに専門特化したお店の方が、レベルの高い、より良いものが手に入ると期待できます。ブログも同じです。
初心者は「雑記」と「特化」どちらがいいのか?
この手のネタで書くときに必ず話題に上るのが、「ブログ初心者は雑記ブログと特化ブログ、どちらではじめた方がいいのか?」という問題です。
この疑問に関してはセオリーどおり、「初心者は雑記ブログで始めてください」と僕なら答えます。
理由としては、雑記ブログ・特化ブログの違いなんて初心者にとってはどうでもいいことで、そんなことよりもまず
- 3カ月、毎日続ける
- 1記事1,000文字以上を目安に書く
といった基本的なことの方が重要だからです。
初心者は3カ月間続けることすらできない可能性が高いので、テーマを絞らず「まずは毎日書く」ことを目標にして自由に書いてもらった方が良いです。テーマを絞るとハードルが上がっちゃいますからね。
雑記ブログなら書くネタが無くても、最悪の場合「その日食べた料理の感想」でしのげます。
もちろん「書くネタは100個以上ある。1つのネタで1,000文字以上書くのも楽勝!」という方も中にはいるでしょうが、継続できるかどうかはまた別の話なので、初心者は
- なんでも自由に書ける雑記ブログ
から始めることをおすすめします。
まずは「実践してみる」
今回は雑記ブログと特化ブログの違いについて書きました。
実際に雑記ブログを300記事、特化ブログを100記事書かなくても、今回の内容は”妄想”で書けたと思います。
しかし妄想で書いた記事は内容が薄っぺらく、誰でも思いつく内容しか書けません。
誰でも思いつけることしか書けないということは、他のブログとの差別化もできず、読者さんに価値を提供できていないということです。
最近のブログブームで「実際には体験してないけど体験したことにしている。」という”妄想ブログ”が増えましたが、僕はこれからも自分の体験を伝えられる「実践ブログ」を作っていくつもりです。
インターネットで公開する内容はいくらでも偽造できますが、「内科医・工藤事件」のようにいずれはバレます。それに読者さんを騙すためにブログを書いても楽しくありませんし、自分自身、1ミリも成長できません。
医師と詐称しブログで健康食品を販売していた男性、現在の胸中を語る「将来への備えが…」
これからブログを始める方、あるいは既にブログをやっている方は、ぜひ愚直に「実践」を繰り返していただき、価値ある情報をブログに書いてもらえたらと思います。
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