ヤマダ電機 (9831)から期末配当&株主優待(お買い物券)が到着。最大11%の利回りは魅力的です

株主優待が欲しくて保有しているヤマダ電機 (9831)から配当金のお知らせと株主優待(買い物券1000円分)が届きました。

株価は低迷中ですが、配当金と優待利回りが魅力的です。

配当金が地味に嬉しい

ヤマダ電機 の配当金は、年に1回、3月末時点の株主に配られます。

1株当たり13円、僕は100株だけ保有しているので1300円もらえました。

ここから所得税20%が引かれて、最終的に1000円くらいが証券口座に残ります。

お買い物優待券は1000円分

株主優待はヤマダ電機で使える「お買い物券」でした。 

期末分(3月末時点の株主)は500円券が2枚もらえますが、中間(9月末)時点で保有していた場合は4枚もらえます。

年間で合計6枚(3000円分)ということですね。

ヤマダ電機では長期保有者はさらに優待券がもらえ、1年以上の保有者は年間で4枚追加、2年以上の保有者は5枚追加されます。

100株保有していると最大11枚(5500円分)もらえるので、近所にヤマダ電機がある方は持っておいて損はないと思います。

株価と配当金・優待利回り

配当金と優待の利回りについても見ておきましょう。

現在(2018年6月末時点)の株価が551円なので、ネット証券を使えば手数料込みでも6万円あれば買うことができます。

最低単元(100株)購入した場合、利回りは

  • 配当金利回り:1300円÷6万円×100(%)=2.1%
  • 優待利回り(年間):3000円÷6万円×100(%)=5%

になります。

合計で年間7.1%という驚異的な利回りになりますので、かなりお得ですね。

長期保有者は優待買い物券が追加でもらえる(年間で最大5500円分)ので、最大利回りは優待券だけでも9.1%、配当金を含めると最大11.3%になります。

さすがにちょっとやりすぎで心配になるレベルです。

長期的には優待改悪や配当金の減少(減配)というリスクがありますね。

事業内容

事業内容ですが、会社名からわかるように家電を売ったり住宅用の電気設備を販売したりしています。

優待買い物券と一緒に郵送されてきた事業報告書によれば、

  • 住宅設備機器
  • 金融サービス
  • サポートサービス
  • 環境ビジネス
  • ネットモールサービス
  • モバイル
  • 家電販売

の各事業部門があるようです。

特に最近では家電と相性の良い「住宅リフォーム」「家具・インテリアの提案」も手がけており、けっこう幅広く手を出していますね。

あれもこれも…と手を出しすぎるのも考え物ですが、家電以外の事業を手掛けることで収益上のリスクを分散化しているのかもしれません。

そのほか、気になるポイント

そのほか、ヤマダ電機で気になる点をいくつか挙げてみますと…

  1. ソフトバンクグループが大株主
  2. 創業者のワンマン企業ではないか
  3. 陸上部の存在

ソフトバンクグループは最近「300年後計画」というものを発表しており、世界中で投資活動を活発化させています。ソフトバンクは日本のインターネット環境の改善に貢献したり、日本で初めてアイフォンの独占販売を開始したりした企業でもあり、先見の明のある会社です。

 そんなソフトバンクが大株主の会社なので、ヤマダ電機は将来性のある会社なのでは?と気になりました。

孫正義が目論む「情報革命」と未来の世界とは?【SoftBank World 2017基調講演から】 

また、ヤマダ電機は昭和48年に個人電気店として創業。現会長の山田昇氏のワンマン企業でもあります。

会長がいなくなったあとでも継続的に成長を続けることができるのか?という点で、不安が残ります。

スティーブ・ジョブズ亡き後のアップルのように、経営が微妙なことにならないか心配です。

あと、ヤマダ電機には陸上部があります

僕も中学・高校と陸上部だったので、ちょっと気になりました。

パッと見た感じだとあまり目立った成績の選手はいないみたいでしたが、数年後にはオリンピックもあるので所属選手の中からオリンピック選手が出てくれたら株価が上がるかもしれないな…と感じました。

いろいろ気になる点もありますが、株価や優待利回りだけでなくヤマダ電機(9831)には今後も注目です。

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