ベトナム料理のまとめ。ブンチャー、フォー、生春巻き、揚げ春巻き、きのこ鍋、機内食など

ベトナム旅行で食べた料理の写真と解説をメモとして残しておきました。

ベトナム料理に興味がある方、ベトナム旅行での食事が不安な方には参考になると思います。

ベトナムの一般家庭の料理事情についても触れましたので、最後までお読みいただけると嬉しいです。

機内食

まずはベトナム航空の機内食から。

行きは和食を頼んで牛丼が出ました。サラダ、果物、デザート付きで豪華です。

機内食は大抵、日本食(ジャパニーズスタイル)と洋食(ウエスタンスタイル)が選べるので、客室乗務員さんに好きな方を伝えれば渡してくれます。

右上に空のコップが2つ置いてありますが、食後にコーヒーやお茶を配ってくれるので、コーヒーの時は取っ手付きのカップを、お茶の時は透明なコップを出せば注いでくれます。

帰りは全体の写真を撮らなかったのですが、デザートと果物だけ。

こちらは洋食と和食のデザートを並べて撮影したものです。

左の白っぽい方はココナッツのゼリーというかプリンみたいなもので、とても甘かったです。甘いものが好きな僕が言うくらいですから、相当甘いです。

右の黒いツブツブが入っているのは、キウイの入ったゼリーになります。

どちらが洋食でどちらが和食だったか忘れましたが、熱帯地域のベトナムっぽいですね。

ホテルのバイキング

宿泊場所はベトナムの首都・ハノイだったのですが、ネスタホテルに泊まりました。

朝食はバイキング形式で、肉、魚、野菜、和洋中、フルーツが揃っているので、大人でも子供でも、またベジタリアンの方でも満足できると思います。

なかでも特にパンが美味しいので、普段朝食はご飯派だという方も、パンを食べてみてください。ちなみにご飯は日本のコメとは品種が違うので、口にあわないかもしれません。

ブンチャー

ハノイ市内のレストランで食べたブンチャー。

米粉で作った麺料理で、そうめんをさらにヘルシーにした感じの料理です。

ハンバーグみたいな牛肉の塊がスープに入っており、野菜を加えて食べます。

野菜はパサパサなモヤシやパクチー、レタスがありました。

モヤシがパサパサに乾燥していたのか、それともベトナムではパサパサなのが普通なのかは謎。

同じレストランでは他にも生春巻きや揚げ餃子(みたいなもの)も食べました。

生春巻き美味すぎ!

デザートにはプリンもありました。

お茶はベトナムの国の花でもある「ハス(蓮)」のお茶らしいです。

ロータスティーってやつですね。

きのこ鍋

ベトナムの伝統的な料理ではないと思いますが、きのこ鍋も食べました。

きのこの種類に詳しくないのですが、いろんな種類を入れてましたね。

野菜や肉、ドンタコスみたいな謎の食品もあり、豪勢な感じになっています。

鍋に入れた肉ですが、ベトナムでは食肉用の牛は飼育しておらず、農耕用の牛を食べるそうです。そのためか、若干肉が固い感じがしました。

個人的には少し固めの肉の方が好きなんですけどね。

揚げ春巻きも美味い!

肉団子も入ってます。

最後は〆の「うどん」もあり、ベトナム料理と和食が合体した感じでしたね。

うどんは”ほうとう”に近かったかも。

お店の名前はわかりませんが、看板を撮影してきたのでハノイに行く際は探してみてください。

ハロン湾の船上料理

ベトナムの北東部にあるハロン湾にも行き、船で移動しながら食べた料理もあります。

剥きエビとか、

揚げ春巻き、チャーハン、よくわからないカニ料理がありました。

カニ料理には、中に色々詰まってます。
味音痴で料理にも詳しくないと、こういうときどうやって表現したらいいのかわからず困ります。

不味くはなかったけど、特別美味しいというほどでもなかったです。

揚げ春巻きは美味しかった!

その他、さつま揚げや野菜のスープなども食べました。

あまりベトナムっぽくないですね。

フォー

最終日にはベトナム伝統料理の「フォー」も完食。

フォーは米粉で作った麺料理で、ヘルシーなラーメンみたいな料理です。

肉が入っていますが、鶏肉が入ったフォーは「フォーガー」。牛肉が入ったフォーは「フォーボー」と呼ぶそうです。

フォーはベトナムでは一般的な料理で、ベトナム人もよく食べます。

ただし、フォーのスープの仕込みには5~8時間くらいかかるそうなので、家庭で作ることはほとんどないそうです。

ベトナムには道路わきにフォーを提供している露店があるので、ベトナム人はそういったお店で外食するのが一般的とか。

このお店ではフォー以外にも、揚げ春巻きやブンチャーっぽい料理もありました。

ブンチャーは

  • 鶏肉や野菜
  • 砕いたナッツ
  • スープ

を混ぜるタイプでした。

砕いたナッツがアクセントになり、お気に入りの一品になりました。

あとはご飯もあったのですが、中国で流通しているようなご飯でしたね。

日本のご飯のような粘り気はないので、米粒同士がくっつかずパサパサした感じの米です。

最後に蓮の種で作ったという、甘ったるいデザートがありました。

ドロドロしたやつで、味は栗に似ています。

お店の名前はわかりませんが、外観はこんな感じです。

ハノイ旧市街の裏通りにあるので見つけにくいかもしれません。

料理のメニューはこちら。

お店を出ると、近くの路上で食事をしている方たちがいました。

ベトナムではこういう食事風景をよく見かけます。

ベトナム人は家で料理をしない

中国でもそうでしたが、ベトナムでも家庭では料理をしないのが普通だそうです。

ベトナムの大衆的な料理であるフォーは仕込みだけで5時間以上かかるし、とても家で料理なんてしていられません。

また、家庭での自炊が一般的ではないこともあり、スーパーでも食材があまり売られていないとか。

実際にスーパーに入ったわけではないので不確かではありますが、野菜などの生鮮食品は一般人はあまり買わないので、お店でもそれほど売ってないそうです。

じゃあベトナム人はまったく料理をしないのかというとそうでもなく、仕事を引退した高齢者が趣味で作ったりすることはあるそうです。

ベトナムでは核家族が一般的なので、祖父母、子ども、孫…が一緒に住んでいます。

日中暇なおじいちゃん、おばあちゃん世代が、子どもや孫の食事を作ることがあるのだとベトナム人のガイドさんから聞きました。

ベトナム料理は美味しい

外国人旅行者向けのお店でしか食べませんでしたが、ベトナム料理はとても美味しくて気に入りました。

とくにフォーと生春巻き、揚げ春巻きが美味すぎ!

ベトナム料理は現地で味わうのが一番ですが、日本でもインスタント食品で気分だけ味わうこともできます。

ベトナムに行く時間がない方は気分だけでも味わってみてください。きっと気に入ります。

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