夏休みも終わろうかというこの時期に、東南アジアの国『ベトナム』に3泊4日で旅行してきました。滞在場所はベトナムの首都・ハノイ。
当ページではベトナム旅行がどんな感じだったのか?文化や歴史、人々の生活についてをザックリとご紹介します。
個別の観光スポットの詳細は別記事に書いていく予定です。
とりあえずのメモとして当記事をご利用ください。
ベトナムの歴史と文化
そもそもベトナムってどんな国?っていう方も多いと思いますので、ベトナムの歴史や場所について最初に少しだけ紹介しておきます。
ベトナムは東南アジアにある社会主義の国で、1800年代にフランスが植民地として支配するまでは中国の支配下に置かれ、中国やフランスの文化が色濃く残っている国です。
一言で表現すると「洗練された中国」。
第二次世界大戦後はベトナム戦争により南北ベトナムに分かれて戦争が起こりました。
最終的には南ベトナムのサイゴン(現在のホーチミン)が陥落して戦争が終結。
南北統一に至りましたが、現地のガイドさんの話によればいまでも南北でベトナム人同士の仲は悪いそうです。
ベトナムの人口はおよそ9500万人(2018年時点)。
平均年齢は30歳くらいということで非常に若々しい国です。
街中を散策しているときや移動中に見かける人々も、ほとんどが20代~30代くらいの若い人、もしくは子どもばかり。高齢者はほとんど見かけませんでした。
また、人口が9500万人なのに対してバイクの台数が4500万台もあるということで、大量のバイクが走り回っています。
ベトナム国民の主要な交通手段はバイクなので、街中では自動車よりもバイクの方をたくさん見かけました。
ベトナムの通貨は「ドン」といって、1ドル=2万ドン、1円=200円くらいで交換できます。
なお、ベトナムでは硬貨(コイン)がないので、日本で言う10円玉や100円玉、アメリカの1セントコインのようなものがありません。買い物をする場合はすべてお札での取引になります。
お札しか使えないということもあり紙幣の偽造防止技術は凄まじく、日本の紙幣よりもニセ札が作りにくいんじゃないかな~と感じました。
高額紙幣には透明な部分が組み込まれており、しかもこの透明部分にも”透かし”が入っています。偽造防止技術のレベルが高すぎ!
観光スポット
ハノイ市内の観光スポットを少しだけご紹介します。
タンロン城遺跡
むかしの王様が住んでいた場所です。
タンロンとは「龍が昇る」という意味で、龍をかたどった遺跡が残っています。
ホーチミン廟
南北ベトナム戦争時に北ベトナムの指導者だったホー・チ・ミンの冷凍遺体が保存されています。警備は軍隊がやっているらしく、ものものしい雰囲気です。
一柱寺
ホーチミン廟のすぐ近くにある一柱寺(いっちゅうじ)。
池の中にある1本の太い柱の上に、ドンッ!と寺が乗っています。
文廟
元々は王族や高貴な人たちが学問を学んでいた場所が文廟(ぶんびょう)です。
敷地内の門の1つは10万ドン札にも描かれています。
ハノイ大教会
フランス統治時代に築かれた教会です。
教会内には美しいステンドグラスがあり、荘厳な雰囲気を感じることができます。
あと、涼しかったです。
オペラハウス
大教会と同じくフランス統治時代に作られたのが、オペラハウス(大劇場)。
パリのオペラ座を真似して作られたそうです。
壁が黄色いのは、フランスでは黄色が高貴な色とされていたからだとか。
滞在したホテル
ベトナム旅行中はネスタホテル(NESTA HOTEL)に泊まりました。
ネットの口コミでは「非常に良い」とのことだったので期待していたのですが、本当に良いホテルでした。
歯ブラシやスリッパ、綿棒やカミソリ、タオル、ドライヤー、バスローブなどのアメニティが揃っているし、テレビや冷蔵庫、クーラー、ケトルなどの家電も揃ってます。
お風呂にはシャワーもあるし、滞在中のストレスは感じませんでしたね。
それから、朝食のバイキングが美味い!
フランス統治時代に培ったのか、それともいい店で買ってきたのかよくわかりませんが、パンとかケーキとか、洋食系がとくに美味しかったです。熱帯のトロピカルフルーツも楽しめます。
旅行にかかった費用
今回のベトナム旅行はツアーで行ったので1人当たり8万円くらいかかりました。
時期によっても値段は違うでしょうが、8月末~9月初めにかけて行く際には参考にしてください。
ハノイ市内の観光スポットは大体見て回れますし、ハロン湾を船で移動しながらの観光、およびハロン湾の洞窟(鍾乳洞)観光もあります。
移動はすべて専用の車でできますので、60歳を越えた父も一緒でしたがあまり疲れずに観光できました。
食事も米を原料としたものが多いし脂っこいものが少ないので、日本食と同じような感覚で食べることができます。食事のストレスはほとんど感じないので、お年寄りや子供でも楽しめると思います。
また、ベトナム(ハノイ)は日本からだと羽田空港から飛行機で5時間、時差は̠マイナス2時間です。時差が少ないので体への負担はあまりないでしょう。
暖かい地域で雨期もある国なので、日焼け止めやサングラス、帽子、傘などを準備しておくといいです。
ベトナム旅行で持っていくと良いもの
3泊4日と非常に短い滞在となりましたが、持っていって良かったものをご紹介します。
まずは日焼け止めクリーム。
僕が旅行した8月末のベトナムは最高気温が35度になる日があり、とても暑い日もありました。
今年の東京に比べるとそれほど熱く感じないかもしれませんが、それでも日差しが強いので日焼け止め対策、暑さ対策はしっかりしておきましょう。
日焼け止めクリームは日本ではAmazonやドラッグストア、コンビニなどで簡単に買えますが、ベトナムではほとんど売ってません。
ベトナム人女性や日焼けするのが嫌な現地の人たちは、マスクを付けたり長袖を着ることで日焼け対策をしています。
財布
若い方の中にはお財布を持っていない方がいるかもしれませんが、ベトナムはキャッシュレス化が全然進んでいないので現金でのやりとりが必須です。
100均などで売っている安いもので構わないので、財布を持っていきましょう。
普通にお財布を持っている方は中身をベトナムドンに入れ替えればOKです。
ベトナムには硬貨(コイン)がないので、マネークリップでも代用できます。
モバイルバッテリー
カメラやスマホを使う方はモバイルバッテリー(携帯式充電器)があると便利です。
移動中でも充電できますし、持ち歩くこともできます。
ホテルでも充電することはできますが、コンセントの差込口の形が異なるし電圧も違うので専用のアダプターや変圧器が必要な場合があります。
動画(映画)
暇なときや移動中など、動画(映画など)があると暇つぶしになります。
AmazonプライムビデオやU-NEXTを使えば動画がダウンロード保存できるので、スマホを持っていけば日本でダウンロードしておいた動画がどこへいっても見れます。
動画サイトの比較はこちらのページをご参考に。
ベトナム旅行は初めての海外旅行におすすめ
ベトナムを旅行してみて、文化や習慣など日本との違いに驚かされました。
物価は日本よりも安いですし時差も少ないので、初めての海外旅行にはおすすめです。食事も美味しいので年齢に関係なく楽しめます。
海外旅行をしてみたい方は、ベトナムはおすすめですよ!
また、僕個人の印象を投資家的な立場で書かせてもらうと、若い人が多いのでこれから10年後、20年後の発展がほぼ約束されている国にも感じました。
戦後の日本と同じで人口ボーナスで消費がどんどん増え、社会発展が凄まじいことになると思います。
社会主義の国なので政治的には微妙かもしれませんが、投資先として面白そうです。
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