先日読者登録したブログの記事に、おもしろいものがありました。
リンク先は10年以上ニート生活をしているニートの”先輩”の記事で、「ニートになる人は子供の頃からニートになる才能がある」という説について書かれています。
読んだら僕にもあてはまる部分が多数あったので、先輩にならって僕のパターンをご紹介します。
ニートになる人の特徴
「ニートになる人の特徴」としてネット上で有名な文章(元ネタ不明)にはこうあります。
・自制心が弱い
・何事もまず「めんどくさい」と考える
・本気を出せば何でもできると思っている
・初対面の人と話せない
・ゲーム、漫画、アニメなどが好き
・女と関わりがない
・他人の目を過剰に気にする
コスパとかリスクとかそういうことばっかり考えてるガチのマジレスすると小学校の頃とかで将来の夢とか特に無かった奴は間違いなく100割ニートになる
ニートになる奴は餓鬼の頃から才能がある才能があるスポーツ選手や企業家とかの子供時代の作文とか見ると、
子供の時から結構明確に未来のビジョンがあるんだよなぁ。
ニートってニートになる才能が子供の頃からあるんだな。親が公務員又はそこそこ大きな会社勤め
父親が母親に子育て丸投げ
結果、女である母親が良しとする争いを避け控えめで大人しい子供に育てられる
女ならそれで良いのかも知れんが男として生きて行くにはある程度の闘争心も必要
「やられたらやり返して来い負けるな」ぐらいは教えとかないとな意志が弱く優柔不断かつコミュ症って事だな
何事も詰めが甘い。(特に試験の勉強)
何でも後回しにする。ニートやってると生活水準が一気に下がるからそれに合わせて物欲が徐々に無くなっていく
そのせいで働く意欲も失われる負のスパイラルよ
ポイントだけ抜き出すと、
- 自制心が弱い
- 何事もまず「めんどくさい」と考える、なんでも後回しにする
- 本気を出せば何でもできると思っている(自意識過剰)
- 初対面の人と話せない、他人の目を過剰に気にする(人見知り)
- ゲーム、漫画、アニメなどが好き(二次元コンテンツが好き)
- 異性と関わりがない
- コスパとかリスクとかそういうことばっかり考えてる(損得勘定)
- 親が公務員又はそこそこ大きな会社勤めで裕福な家庭
- 子育ては母親がメインだった
- 詰めが甘い
- 争いを避け控えめで大人しい性格
このうち僕にあてはまっているのは、
- 自制心が弱い
- 何事もまず「めんどくさい」と考える、なんでも後回しにする
- 本気を出せば何でもできると思っている
- アニメが好き
- 異性と関わりがない
- コスパとかリスクとかそういうことばっかり考えてる
- 親が公務員又はそこそこ大きな会社勤めで裕福な家庭
- 子育ては母親がメインだった
- 争いを避け控えめで大人しい性格(マイペースでのんびりしている性格)
ほとんど当てはまってます!
家庭環境で子どもがニートになりやすくなる
自分がニートな理由を家庭環境や親の教育に責任転嫁するつもりはありませんが、「子どもがニートになりやすい家庭環境」というものは実在すると感じました。
特に先ほどの項目の中で重要だと感じたのが、『親が公務員又はそこそこ大きな会社勤めで裕福な家庭』という項目です。
家が裕福なのは非常に恵まれたことなのですが、子どもの自立心を養うという意味ではマイナスなのかな?と感じます。とりわけ公務員の家庭は危険。
僕は両親が公務員なのですが、公務員の家庭だと
「お金はなにもしなくても自動的にもらえるもの」
「何もしなくてもある程度の生活水準は手に入る」
という感覚が潜在意識レベルで刷り込まれしまいます。
必然的に
- 苦労してお金を稼ぐ
- お金は労働の対価(価値を生み出した対価)としてもらえるもの
といった感覚にはならず、労働意欲や「お金を稼ごう!」といった意欲は生まれません。
それに、「めんどうなことは後回しにする」という公務員気質を親の背中から学んできたため、
- やらなければならないことをギリギリまでやらない
- 本当にヤバくなってからやっと行動を始める
という習慣も身に付いています。
ニートは裕福
また、ニートを養えるだけの「裕福な家庭」になるためには、子どもの数は少なくなりがちです。
子どもが3人いる家庭よりも2人、2人よりも1人の方が、家計に余裕が出てきます。僕も兄弟はおらず、一人っ子です。
裕福な家庭は余裕があるがゆえに「いざとなったらニートになれば大丈夫!」という安心感を与えてしまい、自立心をそぎ落とします。
一人っ子はニートになりやすい
そして一人っ子の家庭だと、異性と関わる機会も必然的に少なくなると予想されます。
僕は男ですが、姉や妹がいれば異性と関わる機会が増えますし、姉や妹の友人たちが家に遊びに来たりして仲良くなれる機会もあります。
男兄弟がいた場合でも、自分に浮いた話がなくても兄や弟に女友達がいれば異性の友達を作れる可能性が高まります。
一人っ子だと兄弟を通じて異性の友人を作る可能性がゼロのため、人一倍努力しないと異性の友人は作れません。
兄弟がいないと他者とコミュニケーションをとる練習の機会も少なくなりがちなので、学校や社会で他人とのコミュニケーションに苦労することも考えられます。
しかも兄弟という”競争相手”がいないこともあって、マイペースでのんびりした性格に育ちがちです。
実社会は食うか食われるか?の生存競争の場であり、マイペースでのんびりしているとたちまち競争に負けてしまいます。
さらに付け加えると、一人っ子だと遊び相手がいないため、アニメやゲームなどの1人で楽しめるコンテンツにハマりがちです。
読書や1人でも楽しめるスポーツ(ダーツ、縄跳びなど)にハマる可能性もありますが、二次元コンテンツの方が他者と全く関わる必要がないため熱狂する可能性は高いでしょう。
さらにさらに付け加えると、一人っ子は甘やかされて育てられることが多いです。
子どもの頃は自覚していませんでしたが、今考えると、僕もかなり甘やかされながら育てられました。
中国では一人っ子政策時代の子どもは「小皇帝」と呼ばれているそうです。
僕も皇帝のように横暴でわがまま、自制心がなくても、多少のことは大目に見てもらえる環境で育ちました。
こんな人が社会で通用するわけがないですし、社会に合わせようとしたら大きなストレスを感じることになります。
ということで一人っ子だと
- コミュ障で
- 自制心がなく
- 二次元コンテンツが好きで
- 異性と関りがない
というニートの素質を伸ばしてしまう確率がかなり高いと言えます。
冒頭の引用文に「ニートになる奴は餓鬼の頃から才能がある」とありましたが、あながち間違いではないですね。
子どもをニートにさせないためには?
ニートを生み出しやすい環境は間違いなく存在します。
もしもお子さんがいて将来自分の子どもをニートにしたくないという方は、今回の内容を反対方向に実践していきましょう。
金銭的・肉体的・精神的にかなりハードになりますが、子どもが2人以上になればニートになる確率は減らせそうです。
無理な場合は3世代で同居したり子どもの自立心を養う教育を施すことで、ある程度カバーできます。
一度ニートになってしまうと脱出は困難ですので、なるべくニートを経験させないこと、自立しないとヤバいことを肌感覚で教えていけるといいですね。
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