定期的に頭をバリカンで丸刈りにして髪型を坊主頭にしているのですが、 先日もスッキリときれいに頭を刈り上げました。
この記事では、プロ坊主の立場から坊主頭にする際の注意点やメリット、バリカンを使う時のコツについて解説しています。
坊主ヘアーにすると煩悩と一緒にあらゆる悩みが解消されるのでおすすめです。
丸刈りにしました
まずは結果から。
もともとフサフサだった髪型が…
こうなりました。長さは6ミリ。
ちょっと刈り残した部分もありますが、頭全体をバリカンで丸っと刈り上げ、坊主頭になってます。
使用したバリカン
僕は半年に1回くらいのペースで丸坊主にしているのですが、いつもバリカンを使って自分一人で刈り上げています。
いま使っているのは2代目のバリカンで、乾電池式の安っすいやつです。
以前は充電式の高級品を使っていましたが、おそらく購入してから20年近く経過してバッテリーが弱ってしまったので、昨年買い替えたものです。
充電式・乾電池式、双方ともメリットデメリットがありますが、充電式はハサミ部分の切れ味がよくて高額な商品が多く、素人でも刈りやすいです。
一方、電池式はハサミが低品質なのか刈るときにコツが必要で、使い捨てかと思うほど安っぽい製品が多いように感じます。
何回も丸坊主にする機会があったり長期的に利用したい場合は充電式のバリカン、数回しか利用する予定がなく安っぽいバリカンでも構わない場合は電池式のバリカンを使うと良いでしょう。
なお、電池式の場合は乾電池が必要になります。
僕がいま使っているバリカンは単4電池2本が必要で、新しい電池なら60分(セルフカット2回分)くらいもちます。停電時でも使えるのがメリットです。
刈るときは多方向から何回も刈る
床屋さんや美容院にあるような業務用の高級バリカンは、1回バリカンをとおすことでキレイに髪を刈ることができます。
しかし僕が買ったような安いバリカンや一般に売られているようなバリカンではそうもいきません。
歯磨きをするような感じで細かく何回も刃を当てたり、一度髪を刈った場所でも刈り残しが無いように何回も刈り上げる必要があります。
きれいな仕上がりにするためには一方向からではなく多方向から何回もバリカンをかける必要があり、前から後ろにかけて刈ったら、次は右から左、左前から右後ろへ斜めに刈る…など、いろんな方向から刈っていくといいです。
これは芝生を刈るときと同じで、いろんな方向からハサミを入れた方が全体的に均等に刈ることができるので、仕上がりがきれいになります。
えり足(首の後ろ部分)や耳の上、耳の裏側は刈り残しやすいので、特に丁寧に刈りましょう。
全体を狩り終えたと思っても部分的に髪の毛が長かったりするので、後頭部やえり足は片方の手で髪の毛をつまんで引っ張り上げ、もう片方の手でバリカンを当てると刈りやすいです。
散髪は誰かに手伝ってもらうのがベストですが、僕のように友達が少なく自分一人でやらなければならない場合は、鏡を見ながら自分でやりましょう(セルフカット)。
一人でやる場合は風呂場でパンツ一丁になりバリカンをかけるといいです。
細かい毛が体に付いたりしますが、頭を丸刈りにした後でシャワーを浴びればスッキリします。
シャワーを浴びるついでに、えり足や耳の裏側、もみあげ部分をカミソリで剃っておくとワンランク上の仕上がりになります。
刈り終えた髪の毛は、袋に入れて燃えるゴミに捨てれば大丈夫です。
カツラが作れそうですが、人間の髪の毛は頭皮や頭の脂で汚れているので長期保管しない方がいいです。
坊主になった感想とメリット・デメリット、注意点
坊主頭になると、髪に関する悩みや労力から解放されます。
頭を洗う時はシャンプーが必要なくなるし、髪を拭くときも一瞬で終わります。
外出時に髪型を整える必要もないので、髪にまつわるありとあらゆる労力が省かれ、時間が短縮されます。
これは単なる時間短縮とか労力の削減にとどまらず、もはや「気持ちいい」と呼べるほどのもので、快感です。病みつきになります。
高校生の時は坊主頭を見慣れていない女子から「触らせて!」とお願いされることもあったので、モテない男性はワックスをかけて髪型に気を使ったり美容院にいって高いお金を払ったりするよりも、坊主頭にした方がモテます。
なお、彼女ができるかどうかは別の話。
デメリットとしては、人に会った際「なにか悪いことでもしたのでは?」と勘繰られることです。
むかしからどこの国にも”反省坊主”という文化があり、また、刑務所に入ったりすると髪を短く切らされるので、丸坊主にすると周りの人たちにいろいろと詮索されたりするのが面倒です。
全然気になってない女子から頭を触られたり、男子の友達から勝手に触られたりしてちょっとウザく感じることもあります。
また、髪を刈った直後は部分的に髪の長さが違って不揃いになっていることがあるので、人に見られるとちょっと恥ずかしかったりします。
そのため、僕は坊主にしてから一週間くらいの間は、外出時に帽子をかぶるようにしています。
髪型を坊主にした感想とまとめ
最後にまとめです。
坊主頭にするメリットは
- 髪のメンテナンスにかける時間と労力が削減される
- 気持ちイイ
- 散髪代を節約できる
- モテる
デメリットは
- いろいろと詮索される
- 勝手に触られる
- 髪型をいじることができない
- いろんな方向から刈ってキレイに仕上げないと、少し恥ずかしい
ということになります。
髪型を坊主にすると、髪が長かった時とは全然違った世界を見ることができます。
通気性もバツグンで夏にピッタリな髪型なので、人生で一度は体験してみてください。
約2か月後の髪の長さ
坊主にしてから約2か月後には、このようなヘアスタイルになりました。
なんというか、いろいろと中途半端な長さです。
6ミリの長さでカットしたのですが、2カ月で3~4センチくらいの長さまで伸びました。
このくらいの長さになると寝癖が付くようになり始めるので、カットしたばかりのようなシルエットの美しさがなくなってきます。
遠目に見ると「たわし」や「マリモ」に似てくるので、実に不格好な感じになってしまいます。
もう少し伸びれば髪型をセットしたりできるのに、このくらいの長さの時は無造作ヘアにするしかなく髪型の選択肢もゼロです。
おそらくこの時期はあの海老蔵でさせ不格好に見えるはずなので、あまりガッカリせずに前向きに乗り切りましょう!
もう少し髪が伸びれば、きっとまともな見た目になるはずですから。
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