小学生・中学生の頃にやっていた夏休みの自由研究と 今年の夏におすすめのテーマ

学校に行かなくていいしダラダラできて楽しい夏休み♪

そんな夏休みに頭を悩ませるのが、宿題と”自由研究”です。

とくに自由研究は”自由”としておきながらも自分の学年に見合ったテーマを選ばなければならず、悩みの種になります。

当記事では、自由研究のテーマ選びに悩んでいる方のために 、小学生・中学生でもできるテーマの例と、僕がむかし実際にテーマに選んで発表した内容をご紹介します。自由研究のテーマに悩んでいる現役の方や、家族に現役の小中学生がいる方は参考にしていただけると幸いです。

おすすめの自由研究

もう30歳を過ぎてしまったけど、僕がいま小学生・中学生で夏休みの自由研究をやるとしたら、こういうテーマで発表するかな?というのをいくつか書いておきます。自由研究のテーマに困ったら使ってください。

新しいスポーツを作る

まだない新しいスポーツを編み出します。

簡単なのは既存のスポーツを合体させるもので、たとえば

  • ラグビー+フリスビー=アルティメット
  • バレーボール+サッカー=セパタクロー

などがありますね。

他にもギネス記録を調べると「ジャグリングをしながら100メートルを走る」などの珍スポーツがありますが、 こういったマイナースポーツや珍競技を参考にしつつ、新しいスポーツを作ります。

新スポーツを考えだしたら、人数や使う道具、ルールなどを決めて発表してください。できれば友達と実際にやってみて、感想も集めておくといいです。

平成を振り返って特集を作る

実は2018年の夏は「平成最後の夏」です。

予定では2019年4月30日までで平成は終わり、2019年5月1日からは新しい元号になることが決まっているそうです。

ということで、平成最後の夏を記念するように

  • 平成に起こった社会的な変化
  • 平成時代に起こった大きな戦争
  • 平成時代にあったテクノロジーの進化

などについてまとめると良いかもしれません。

昭和最後の年と平成最後の年で見比べてみて、社会の変化や人々が使っている道具の変化について調べてみるのも良いかもしれません。

一日1個、パングラムを自作する

パングラムというのは、いろは歌に代表される「すべての文字を使って作る文章」のことです。

以前「パングラムという難易度の高すぎる遊びと作り方」でまとめたことがありますが、パングラムを作るツールなどもあるので、夏休みの期間中にいろいろ作って発表します。

「アニメパングラム」「歴史パングラム」など、テーマを絞って作るのも面白そうです。

自動運転のラジコンカーを作る

これは既製品の改造になりますが、自動運転で動くラジコンカーを制作します。

制作の過程で学んだプログラミングの知識や技術的な課題、一般道路で自動運転車を走らせる際の問題点についてまとめれば、それなりに見栄えの良いものが作れると思います。

こちらの記事も参考にしてください、

オンライン学習サイトのレビューをする

以前、オンライン学習の映像サイトについて紹介したことがありますが、これらのサイトを実際に使ってみて、できれば今の自分の学年よりも上位の学年の授業を受けてみて感想や学習効果についてまとめます。

「このサイトが一番使いやすい」「このサイトが一番わかりやすかった」というのを、現役小学生・現役中学生の目線でまとめ、さらには学校の授業と比べたメリット・デメリットまでまとめると良いでしょう。

自分がやった自由研究

ここからは覚えている範囲で、僕が実際にやってきた夏休みの自由研究のテーマをご紹介します。

ナスの観察日記

小学校3年生くらいの頃にやった自由研究。

自宅の庭でナスの苗を育てていたので、毎日、花が成長してゆきナスに変化・成長する様子をスケッチブックに記録していました。

それなりに上手に絵が描けていたとは思うのですが、開始3日目くらいに父親が苗の近くで草取りをしていた際、体が苗にぶつかって花が落下。あえなく観察日記は終了しました。

ナスの苗には数個の花が付くので別の花に切り替えて観察を続けましたが、最初の花が落ちてからはヤル気がなくなりテキトーな観察日記に…。

全国のお父さんは、子どものヤル気を奪わないように観察日記の対象植物(生物)には注意しましょう!

ペットボトルに空けた穴から、真水、泥水を放流して時間と距離を測る

中学2年生ころにやった自由研究です。

手順としては2リットルのペットボトルの下の方に直径1センチくらいの穴をあけ、セロテープでふさいだ後に水を入れ、その後、穴をふさいでいたセロテープを剥がします。

ペットボトル内の水が全部流れ出るまでの時間と、どれくらいの距離まで水流が届くかを計測しました。

いま考えてもなんでこんな意味不明な事をやったのかよく覚えていませんが、たぶん自由研究のネタが無くて困っていたのでしょう。

真水だけだとあまりにもすぐに終わってしまうので庭の土を使って泥水を作り、泥水バージョンでも計測しました。

泥水だと砂粒やら枯れ葉やらが穴に詰まって流れにくくなってたけど、これは予想通り。ホント、何のためにやったんだろうなあ…。

上り坂を駆け上がって、心拍数、呼吸数の変化を測る

これは中学3年生の時にやった自由研究のテーマ。

当時陸上部だったので、心拍数(脈拍)や呼吸数の変化など、運動することによる肉体への影響を客観的に知りたいと思ってテーマに選びました。

自宅近くに長さ300メートルくらい、高低差はよくわからないけどとにかく上るのがキツイ坂があったので、毎日1回、下から上までダッシュで駆け上がって、

  • 走る前
  • 走った後

の心拍数と呼吸数の変化を記録していきました。

計測結果はよく覚えていませんが、1つだけ素晴らしい事実を知ることができたのが良かったです。

実は「毎日1回走る」と決めておきながらも

途中で面倒くさくなってなってサボるようになり、

「昨日の分と合わせて2回走ろう」「明日の分も合わせて2回走っておこう」みたいな”データのねつ造”を始めるようになったのですが、これが意外な事実を教えてくれたんです。

1日1回走っていた頃には気付けなかったのですが、2本目、3本目…と走るにつれて、走った後の心拍数や呼吸数が徐々に少なくなっていくことに気付きました。

これは言ってみれば、

  • 運動するほど、体が運動するのに適した状態に変化していくこと
  • 本格的な運動をはじめる前の「準備運動」や「ウォーミングアップ」の必要性

を意味しているのですが、自分の体でこれらの事実を体験できたのはよかったです。

サボったことによる意外な発見ですね。

まあサボったという事実は発表できないので

データを改ざんして

「毎日走ることによって徐々に運動後の心拍数や呼吸数が減っていった。これは、運動するのに慣れるために、体が徐々に変化したためである」みたいな当たり触りのないことを書いて提出しましたけど。

神戸製鋼やら日産自動車やら大企業のデータ改ざんや不正がニュースになってるけど、やっぱりみんなやっちゃうよね?

まとめ

自由研究は何をテーマにしても”自由”ですが、 学年や年齢に相応しいものを選ばなければならないので、何をやればいいのかわからなかったり意外とストレスになったりします。

しかし、同じ学校の人と同じテーマにならなければ過去に他の人がやったテーマを真似しても全然問題ありませんし、誰かから教えてもらったテーマにしても問題ありません。

研究テーマを自分で考えるのも1つの勉強にはなりますが、どうしても思いつかない場合はこのページで紹介した研究テーマを参考にしてみてください。

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