はじめての”初島”上陸(東京から3時間以内で行けるリゾート地)

かつて温泉街として名をはせた”熱海”の目と鼻の先にある「初島(はつしま)」に行ってきました。

東京からわずか3時間程度で行けて、熱海側からの定期船に乗っておよそ30分。熱海から見える範囲にある孤島は、熱帯の雰囲気溢れるリゾート地でした。

初島内の見どころスポットをご紹介します。

初木神社

初島の唯一の鎮守が初木神社(はつきじんじゃ)です。大津海見命、豊玉姫命、初木姫命の三神を祀っています。

本社の軒下にある謎の動物(?)が気になります。

熱帯っぽい植物(ストレリチア)

初島内にある熱帯っぽい植物。

ゴクラクチョウカ属の「ストレリチア」という名前らしいです。不思議な形と遠くからでも目を引く原色の花が特徴的です。

電波塔

初島で(たぶん)一番高い場所にある電波塔。

強い地震があった時には津波から逃れるため、この電波塔を目印にして逃げましょう。

初島はそれほど広い島ではないので、坂の上を目指して走れば10分くらいで標高20メートルくらいの場所までたどり着けます。土砂崩れが無ければ電波塔にも簡単に行けるはずです。

源実朝の石碑

鎌倉幕府第3代将軍・源実朝が読んだとされる歌の石碑。

完全にノーマークだったのですが、お年寄りには人気のスポットみたいです。テニスコートの脇にあったのですが、石碑がある公園内には草が生い茂っており、よほどのモノ好きでもない限りは発見が難しいかもしれません。

初島小中学校

人口約200人の島に子どもなんているの?と不思議に思うのですが、こんな小島にも子どもはいます。

本土(本州)の学校に通うとなると毎日定期船に乗る必要があり、しかも海が荒れている日は船が出せません。天候次第で勉強できたりできなかったりするのでは非常に困るので、初島内には小学校と中学校を合体させた学校があります。校庭の切り株がいい味出してる。

初島小中学校のすぐ近くには謎の人魚像(?)があり、初めてみた時はビックリしました。夜中に発見したら悲鳴以外にもいろんなものを漏らしてしまいそうな気がします。

海鮮丼

初島港からすぐの場所にある「坂下」で食べた海鮮丼。

エビやホタテなど海の幸が豊富に盛り付けられています。僕は魚に詳しくないので種類がよくわかりませんでしたが、新鮮な海の幸をたらふく食べられてたのは良い思い出です。

トレーラーヴィラ

有料エリア内にある宿泊所「トレーラーヴィラ」。トレーラーハウス型の宿泊施設に最大6名まで宿泊できます。トイレ、シャワー、キッチンなどの水回り、ベッド、冷蔵庫、電子レンジなどが一式揃っているので手ぶらで行っても大丈夫そうですね。「キャンプに行くのは面倒だけど大自然の中で非日常間を味わいたい!」という方に向いています。

バーベキューも楽しめるらしいのですが、僕が行った日は生憎の雨模様でしたのでBBQはやりませんでした。まあ一人で行ったので、天候に関係なくBBQなんかできないんですけどね(笑)「ひとりでできるもん!」と強がってもなあ…。

キャッシュ(現金)・イズ・キング

初島内のスポットをご紹介しましたが、初島を訪れる際には必ず「現金」を用意しておきましょう。初島内では基本的に電子決済が使えません。suicaもパスモもQRコードもクレジットカードも使えないと覚悟しておいた方がいいです。

僕が初島へ行ったときには、島内はもちろん、熱海駅から熱海港まで行くときのバスでも電子決済が使えませんでしたし、熱海港~初島港の定期船乗り場でも電子決済不可でした。初島では現金がすべてであり、たとえ銀行の口座残高がいくらあろうと関係ありません。現金を持たない人は何もできませんので、必ず現金を用意してからお出かけください。

初島内では自動販売機も含め”現金”しか対応していない。しかも『島価格』で高い…

初島はいまのところ日本人しか訪問しないプチリゾート地ですし、外国人向けの案内はしていません。しかしもしも外国人観光客が来たとしたら、日本円しか使えないため観光を楽しめないでしょう。閉鎖的で時代遅れの空間はある意味では貴重なのですが、観光地として一旗揚げるには厳しいと感じました。

・・・と思ったのですが、島の住民によると夏休みやゴールデンウィークには人でごった返すそうです。人口200人の島には毎日3,000人ほどが訪れるとか。

人混みが嫌いな方は、平日や夏休み前など時間をズラして訪問するのが良さそうですね!

初島へのアクセス方法

初島へは初島港から定期船で渡ることができます。

初島港へのアクセス方法や定期船の料金・発着時間は公式サイトでご確認ください。

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