月額980円で好きな加盟店のドリンクが毎日1杯だけ飲める「GUBIT」というサービスが7月6日(金)から始まります。
この記事では「GUBIT」のサービス内容とビジネスモデルについて解説します。
GUBITのサービス内容
GUBITは月額980円、一日あたり33円の定額制で、一日1杯まで加盟店のドリンクが飲めるサービスです。
どれくらいの加盟店があるのかわかりませんが、たとえば100店舗が加盟していた場合、毎日1杯まで、そのなかのどれか1つのお店で乾杯ドリンクを注文することができます。
使い方は簡単で、
- GUBITのアプリでお店を選ぶ
- 飲みたいドリンクを選ぶ
- お店に行ってアプリの画面を見せる
- 乾杯!
という流れになります。非常にシンプルですね。
提供されるドリンクの種類は加盟店にあるすべてのメニューが注文できるわけではなく、加盟店側が選んだいくつかの種類に限られるようです。
公式サイトを見た感じだと、「毎日1杯、お疲れさまの1杯」というキャッチコピーからもわかるように、基本的にはお酒の提供がメインになるようです。
GUBITのビジネスモデル
GUBITの会員になると毎月980円で一日1杯の乾杯ができるというわかりやすいメリットがあるのですが、加盟店側にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
調べてみたところ、GUBIT加盟店は会員に対してドリンクを提供すること以外には、特にデメリットはないようです。
普通、こういったサービスでは加盟店側からも登録料を取ることが多いのですが、GUBITでは加盟店登録料は無料になります。
加盟店側のコスト(デメリット)は、来店した会員に提供するドリンクの価格だけです。
酒類を提供しているお店は枝豆やボテト等の「おつまみ」を出しているので、最初の1杯はGUBITで注文しても、おつまみや2杯目、3杯目のドリンクは加盟店の利益になる…ということで手を打っているようです。
飲食店としてはいかにお客さんを呼び込むか?自分のお店で飲食してもらうか?が最重要なので、GUBITを使ってもわりと利益が残るんじゃないかと思います。
GUBITをきっかけに初来店してくれたお客さんが常連(リピート客)になってくれることも考えられますし、次回からは他のお客さんを連れてきてくれることも考えられます(広告・宣伝効果)。
- 会員は月額980円で毎日ドリンクが飲める
- 加盟店は客を呼び込んだり、おつまみや2杯目以降のドリンクで収益化できる
- 運営側は会費を収益にできる
ということで、3者にとってメリットになる仕組みになっています。
飲食業界のサブスクリプションモデル
月額会員制のビジネスモデルのことを、ビジネス業界ではサブスクリプションモデルと呼ぶそうです。
すでに野郎ラーメンなどで実施されています。
1日1杯月額8,600円(税抜)の定額でご提供するサービス、「1日一杯野郎ラーメン生活」
飲食店以外ではAmazonプライム(月額制で動画や音楽、一部の電子書籍が使いたい放題)が有名です。
サブスクリプションモデルは徐々に増えているので、ビジネスに興味があれば身の回りにどんなものがあるか探してみてください。
ということで、GUBITのサービス内容とビジネスモデルについて解説してみました。
まずは首都圏を中心としたエリアで7月6日からスタートするそうなので、気になる方はチェックしておきましょう。
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