検索エンジン大手のGoogleは、遊び心溢れるウェブサイトを作っています。
そんなGoogleがコッソリ作った隠しコマンド・特殊コマンドをご紹介します。
いい暇つぶしになるので実際に検索してみてください。
面白系コマンド
askew、斜め
【askew】もしくは【斜め】と検索すると、検索結果が傾いて表示されます。
何も知らないと なんだこれ、バグか??と焦ります。
do a barrel roll、一回転
【do a barrel roll】または【一回転】と検索すると、検索結果が時計回りに一回転します。
ブラウザがインターネットエクスプローラーだと回転しないそうなので、回転しているところを見たい場合はウェブブラウザをGoogle chrome にしてから検索してみてください。
recursion、再帰
【recursion】もしくは【再帰】と検索すると、「もしかして:再帰(recursion)」と表示されます。
この「もしかして~」の再帰をクリックすると、また「もしかして:再帰」が表示され、延々とループします。
blink html
【blink html】で検索すると、検索結果の文章中にある
- blink
- html
- ブリンク
などのキーワード部分がチカチカと点滅します。
↓ ↓ ↓
人生、宇宙、すべての答え
Google神によれば、【人生、宇宙、すべての答え】は「42」だそうです。
なぜ42なのか?は謎ですが、神がそのように仰せになっているのですからおそらく間違いないのでしょう。
なにか困ったことがあったらとりあえず「42!」と言っておけばなんとかなる。
ちなみに「42」の元ネタは『銀河ヒッチハイク・ガイド』というSF作品らしいです。
宇宙で2番目に高性能なコンピューターにこの疑問を投げかけたところ、750万年かけて「42」という答えしか返ってこなかったことから。
the number of horns on a unicorn
the number of horns on a unicorn(ユニコーンの角の数)と検索すると、「1」と表示されます。さすがGoogle!なんでも知ってる。
なお、ビッチが大好きなバイコーン(bicorn)で検索した場合は普通の検索結果が表示されます。
ハートマーク
sqrt(cos(x))*cos(300x)+sqrt(abs(x))-0.7)*(4-x*x)^0.01, sqrt(6-x^2), -sqrt(6-x^2) from -4.5 to 4.5
と検索すると、ハートマークの形を表示してくれます。
どうやら難しい関数を解いてグラフにするとハートマークになるらしい。
ゲーム系隠しコマンド
パックマン、pac man
【パックマン】もしくは【pac man】と検索すると、古き良き昭和のゲーム『パックマン』が楽しめます。
キーボードで方向キーを叩くだけでパックマンの進行方向が変わるので、敵とぶつからないように上手く方向転換しながら黄色いドット(点)を食べていってください。
スーパーマリオブラザーズ
【スーパーマリオブラザーズ】と検索すると画面内に上の画像が表示されます(PCだと画面右の方)。
ハテナマークをクリック(タップ)するとマリオゲームでお馴染みの「チャリーン」の音が響きます。
solitaire
【solitaire】と検索するとトランプゲームのソリティアが遊べます。
最初に難易度を「簡単」に設定したけどクリアできない…。
tic tac toe、三目並べ
【tic tac toe】もしくは【三目並べ】と検索すると三目並べが楽しめます。
難易度「中」までは勝てますが、難易度「高い」だと引き分けが続いて決着が付きませんでした。
atari breakout
Googleの画像検索で【atari breakout】と検索するとブロック崩しゲームができます。
茶色っぽいボールが上下に跳ね返りながらブロックを崩しますので、画面下の青色の板を左右に動かしてボールが跳ね返るように調整して遊びます。
崩したブロック数に応じてスコアも発表!
友達と競ってみると楽しそうです。僕は友達が少ないけど…。
Zerg Rush
【Zerg Rush】と検索すると、赤と黄色の丸が現れて検索結果を徐々に侵食していきます。
ちょ、待っ!ちょっ、待てよっ!
と往年のキムタク並みに焦りますが、為す術もなく最終的には浸食されつくしました。
Conway’s Game of Life
なにが起こっているのか全く理解できないのですが、ヘンな模様が画面に現れて変形します。
上手く表示されない場合はブラウザをグーグルクロームにしたり、全画面表示にしてみてください。パソコンだと画面右上の方に小さく表示されています。
非公式コマンド
Googleっぽい画面になりますが、Googleとは別の組織による面白系コマンドです。
google binary
【google binary】と検索。検索結果の「google binary」をクリックすると、検索画面が2進法で表示されます。
GoogleのロゴもURLもすべてが「0」と「1」の2進法で表示され、2進法でしか検索できなくなります。
google gravity
【google gravity】と検索すると一番上に「Google Gravity – Mr.doob」が表示されます。これをクリックすると画面内に謎の重力がかかり、画面が崩れます。
google space
【google space】と検索すると一番上に「Google Space – Mr.doob」が表示されます。これをクリックするとロゴや検索窓が崩れ、まるで宇宙空間にいるような無重力空間のデザインになります。
パーツを動かして他のパーツにぶつけたりすることもできます。
パソコンで見ている方は画面サイズを変えたりすると、枠に跳ね返ったりして面白いです。
elgoog
【elgoog】と検索すると検索結果の一番上に「Google Mirror – I’m elgooG」が出ます。
これをクリックすると左右反転して鏡映しになった画面になります。
同じサイトには このほか、
- ヘビを動かしてアイテムを消していくゲーム(Snake Game)
- 下から上方向へ水流を出すゲーム(Under Water)
などがあります。
Epic Google
【Epic Google】と検索して一番上に表示されている「EPIC GOOGLE – FOR WHEN YOU FEEL EXCESSIVE!!! 」をクリックすると、Googleの検索画面が表示されてどんどん膨らんでいきます。
圧迫感が半端じゃない!
おわりに
どんな時でもユーザーを楽しませることを忘れない。
こういう遊び心を持ったGoogleだからこそ世界的な大企業に成長したんだろうなあ~と感じました。
いい暇つぶしになるので、ぜひ楽しみながら隠しコマンドを検索してみてください。
また、今回ご紹介した検索コマンドは一部のブラウザでは正常に機能しないそうです。
もしもうまくできなかったときは、インターネットを閲覧するウェブブラウザを『Google chrome』にして検索してみてください。
コメント