4月に開始したFXのトルコリラ/円トレードがもうすぐ3カ月になろうとしているので現状報告です。
買い増ししました
トルコリラを最初に買ったときから3カ月近くが経過し、途中で大統領選挙も通過。
エルドアン大統領が再選して再び通貨安危機に陥るかと思ったけど何ごともなかったので、1トルコリラ=24.0円に買い注文を入れておきました。
とくに悪いニュースがなくても、これくらいまでは下がるかもな~。買えたらラッキー、買えなかったらそれはそれで別にいいや…くらいの気持ちで注文しておいたのですが…
トルコのエルドアン大統領は娘婿のベラト・アルバイラク氏を新政権の経済政策の要として財務相に起用し、投資家に好意的な金融チームで最後のメンバーだったシムシェキ副首相を解任した。リラは2016年のクーデター未遂事件以来で最大の下げを演じた。
(中略)
シムシェキ氏は、大統領の直感的な成長促進策を抑制しトルコ経済を持続可能な軌道に維持すると投資家から信頼されていた政治家グループの最後のメンバーだった。内閣は16人に規模が縮小され、シムシェキ氏とアーバル前財務相は入閣しなかった。
(以下略)
「トルコのエルドアン大統領、投資家の不安あおる-娘婿を財務相に起用」ブルームバーグ
トルコ経済で唯一まともだった人物にシムシェキという人がいたのですが、この人が経済政策の第一線から強制離脱したことで投資家の不安が高まり、トルコリラ安が一気に進みました。なんか独裁政治になってますもんね…。
そのせいで僕の買い注文もあっさりと通り、しかも買ったときのレートからさらに下がっているので含み損が拡大してしまいました。
まだ高金利は維持されているのでそれほど下がってはいませんが、エルドアン大統領は「金利、インフレ、赤字を下げること」を公約に掲げている人物なので、これからさらに安くなっていくかもしれません。
買い増ししたものの、将来性の無さに早くもビクビクしています。
いまのところトルコリラ2万通貨の保有で3万3000円の含み損を抱え、スワップポイントが毎日190円くらいになっています。
- スワップポイントがこれ以上下がらない(トルコリラの金利が下がらない)
- トルコリラ/円のレートが下がらない
という状態が続けば、スワップポイントだけで3カ月1万4000円、半年で2万8000円になるので、あと半年と少しあれば含み損が消えることになりそうです。
繰り返しになりますがトルコの大統領に再選したエルドアン氏は「金利を下げること」を公約の1つに掲げており、また、経済政策で唯一まともな人物だったシムシェキ氏も退陣しています。
これ、完全に死亡フラグですね…。
この状態であと半年なにも起こらない方が不思議なので、さらなるトルコリラ安・金利安を覚悟し、様子を見守りたいと思います。
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