僕はフリーランス(自営業者)として自立できているわけではないですが、フリーランスのメリットに「顧客を選べる」「仕事を選べる」というものがあります。
つい先日、ココナラ というサイトに出品していた僕のサービスが”怪しい人”に購入されてしまったので、仕事を断っておきました。
この記事では、フリーランス最大のメリットである「顧客を選べる」という点について書きました。
目先のお金に釣られて変な仕事の依頼を受けてしまうと、トラブルの原因になります。嫌な仕事は断固たる姿勢で断りましょう。
嫌な仕事は断れるのがフリーランスのメリット
僕がココナラ で依頼されたのは、「ブックメーカーの自動注文システムをツイッターで宣伝してほしい」というものでした。
ブックメーカーというのは賭け事の一種で、競馬のような仕組みで行われるギャンブルです。
馬以外でも、サッカーの勝ちチームを予想したり選挙の当選者を予想したりして、予想が当たると運営元が決めていたオッズ(倍率)に従って、賭けていたお金が倍額になって返ってくる仕組みです。予想を外せば掛金は没収。
それで、このブックメーカーの自動発注システムを新しく作ったので宣伝してほしいという依頼だったのですが、怪しすぎたので拒否しました。
ココナラ では仕事を依頼されたあと、仕事が気にくわなかった場合は出品者側の都合でキャンセルすることができます。
依頼メッセージに商材を販売しているホームページのURLが記載されていなかったし、依頼者のアカウントはプロフィール画像が未設定、そのうえ、アカウント名がアルファベットの初期設定のままということもあり、地雷臭がプンプン漂っていたことも一因です。
ココナラ のようなサイトで外部の人に仕事を依頼する方は、これから仕事を依頼する出品者のプロフィールや実績を調べたりすると思います。
実績や経験値を見て料金の妥当性を調べたり、納品される作品の品質を予想したりするためです。
これと同じように、仕事を受ける側の人(出品者)も依頼者のことを見ています。
依頼されたからといってウッカリと変な商品を紹介してしまったり、怪しいビジネスに加担してしまったりすると後々面倒なことになるからです。
今回はいろいろと怪しい点が多すぎたので、せっかくのお仕事の依頼でしたがお断りしました。
受けたくない仕事を断れるのはフリーランスや自営業者の特権ですね。
顧客は選ぼう
仕事をしていると、嫌な依頼であってもついつい引き受けてしまうことがあります。
特にフリーランスや自営業者の方は、「次の仕事がいつもらえるか分からないから」という理由で、気乗りしない仕事や、ちょっと怪しい仕事でも引き受けてしまう傾向が強いのではないでしょうか?
お店であれば、嫌な客や迷惑な客でも、入店させてしまうことがあるのではないでしょうか?
そんな仕事(あるいはそんな客)は断ってしまいましょう。入店を拒否しちゃいましょう!
嫌な客の対応をしたり、怪しいと思いつつも不審な仕事を引き受けたりすると、ストレスが溜まるだけです。
ストレスが溜まった結果、その仕事で手に入れたお金(報酬)をストレス解消のために使ってしまったり、ストレスが原因で病気になり、病気の治療のために出費がかさんでしまったりする恐れがあります。
ハードな仕事をしている人ほど、タバコや飲酒、ギャンブル(パチンコ、競馬など)にハマったり、ブランドものの服やバッグ、アクセサリーを買いあさってしまったりするのは、ストレスが原因です。
せっかくたくさんお金を稼いでも、ストレスで消費が増えてしまったら意味がないですよね。
サラリーマンだと仕事が断れない場合もあるかもしれませんが、フリーランスや自営業者であれば嫌な仕事は断れますので、「嫌な仕事は断る」を実践していきたいですね。
客が店を選ぶように、店も客を選べる。
客として相応しくない人が来店した時は、入店を断固拒否するのが自然な流れですね。— 陽平@雑記ブログ&投資 (@matome_pro) 2018年6月24日
映画『シャーロック・ホームズ』でもホームズが言ってます。
”私立探偵の最大の利点は 顧客を選べることだ”
ウサン臭い仕事や”迷惑な客”からの仕事はどんどん断りましょう。
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