海外生活に憧れる人は”料理人”を目指すといいかもしれない

夏休みの繁忙期に向けてリゾートバイトの求人サイトを徘徊しているのですが、あることに気付きました。

どこのサイトを見ても、調理師や調理補助の募集があること。そして調理関係の仕事は時給が高めに設定される傾向にあるということです。

僕はそれほど料理ができないですし包丁の扱いも苦手なのですが、将来住み込みでバイトをする場合、料理人のスキルがあると得をしそうな気がしました。

調理師免許は実技不要。座学のみで取得可能

どうせバイトをするのなら時給が高い方がいいし、なんらかのスキルが磨けた方が良い・・・

ということで調理師免許について調べてみたのですが、どうやら調理師の資格は座学だけで取得できるみたいです。

「リンゴの皮がキレイに向けなければダメ」「魚を三枚おろしにできなければダメ」「キャベツの千切りができないとダメ」といったことはないそうなので、何でもいいから手っ取り早く資格を取りたい方は挑戦してみると良さそうです。

過去の試験問題と解答も公開されていますので、その気になれば教材を買わなくても試験対策ができます。

実技試験が無いとはいえ、ある程度の調理スキルが無いと現場で苦労することになるのは明白です。それでも職人レベルの技術は持ち合わせていなくても、ある程度の調理スキルがあれば喰いっぱぐれることはないでしょう。

バイトの募集を見る限りだと調理師免許保有者は時給がアップするみたいですし、それなりに包丁が使える方は調理師免許を持っておくと得する場面があるかもしれません。

料理には国境が無い。言語の壁もほとんどない

実際に厨房で働いたことがあるわけではないので正確なことはわかりませんが、料理をする際は口頭で指示を出さなくても、食材を切って見せたり焼いて見せたりすれば言葉が通じなくても何をすればいいのか理解できます。つまり料理をする上では「言語の壁が無い」ということです。

これは外国人が日本に来て調理師として働くときに有利であるとともに、日本人が海外で働く際にもメリットとなります。

IT技術の発達によって「インターネットがあれば世界中どこにいても仕事ができる」人が増えていますが、『調理師(料理人)』も世界中どこでも仕事ができる職業の1つです。日本脱出を考えている方は、調理スキルの習得を目指してみるのもいいかもしれませんね。

やはり”手に職”を持っている方はどこに行っても重宝されます。

料理の自動化はしばらく先

料理人のスキルを磨いても、将来的にはロボット化が進み調理師が不要になる時代が訪れます。しかしそれはしばらく先の話になります。

調理ロボットは目覚ましい進歩を遂げており、moley社の家庭用調理システムは2019年中に一般販売が予定されているとも聞きます。

ですがオリジナルのメニューを開発するなど創意工夫が求められる部分に関しては人間の方が有利です。また、調理ロボットを導入する費用もかさみます。

現時点ではまだ「人間に料理をやらせた方が安い」ので、あと20年くらいは料理人にとって有利な時代が続くでしょう。

The World’s First Robotic Kitchen – TV Commercial

まとめ

まとめると、

  • 料理が出来ると給与など待遇面で有利
  • 求人募集を見る限り、料理人は引く手あまたである
  • 料理人なら海外でも働くことができる
  • 料理ロボットの発達は脅威だが、まだしばらくは人間が優位に立てる

となります。

仕事を探している方、海外移住を計画している方は『料理人』として働くことを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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